佐伯水美先生
〜ピアノ・レッスンへの想い〜
私は、近所の友達が習っているのに憧れて、4歳からピアノを始めました。
兄妹と一緒にCDをかけて踊ったり、それぞれ先生役になってピアノレッスンをしたり、連弾したりして「音楽そのもの」を楽しんでいました。
音楽は心に寄り添ってくれるもの。
嬉しい時も悲しい時も自分の想いを表現できるピアノに魅力を感じ、夢中になって弾いていました。
中学生の時、作曲家の先生にバッハをレッスンして頂きました。楽譜から読み取って表現することの楽しさや、音楽の奥深さを知り、ますます音楽が好きだ、もっと知りたいという気持ちが強くなりました。
その一方で、幼い頃から自己流で弾いてきたことによって、曲を弾くと途中で手首が痛み指が回らなくなり、最後まで弾けない。
弾きたい曲も弾けない辛さに悩まされ、基礎の学び直しをしました。
1度ついた癖を取るのは、何も知らない状態から新しいことを覚える以上大変なことを痛感しました。
桐朋入学後は同じ音楽で悩み支え合う、大切な音楽仲間ができた7年間でした。魅力的なレッスンや授業に音楽への愛が深まりました。
そんな私のレッスンでは、
〝基礎を丁寧に〟
〝想像力を豊かにして奏でること〟
を大切にレッスンします。
そして音楽に触れることで、皆さまの人生が豊かになれることを願っています。